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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
歯科業界から学ぶ
掲載日:2015年6月15日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回は歯科業界から保育経営に参考になる事例をご紹介します。
今、歯科業界では、保険に頼らない「自費診療」の如何で経営が決まっています。
インプラントやほてつなどがそうですね。
インプラント専門医院などが登場していたりします。
これは、他の医療分野や整骨院業界でも同様です。
なぜ自費診療がこれだけ経営の根幹を担うようになってきたのか。
答えは明確です。
「診療報酬に依存するリスクが高い」
からです。
つまり、制度ビジネスは報酬改定により経営が大幅に前後します。
介護業界も同様です。
制度ビジネスは、保険外(自費)と保険内のバランスが経営のバランス
になっているのです。
今後保育業界や幼稚園業界でも同様の流れがやってくるでしょう。
例えば、保育園や幼稚園が塾やスクール事業を行うといったことです。
既存の利用者に対して付加提案をしていくことで、報酬改定のマイナス分
を補う形です。
この流れについては今後我々も研究していかなければなりませんが、
既に幼稚園業界では進み始めていることです。
医療、介護の基本の流れです。
是非片隅において置いてください。
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