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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
オープンで53名集めた民間学童(3)
掲載日:2015年7月 3日みなさん、こんにちは。
船井総研の服部雄太です。
前回に引き続き、
オープンで53名集めた民間学童のコンセプトづくりを
ご紹介していきます。
コンセプトは、
・こんな保護者向けサービスをしてあげたい
・こんな教育をやってあげたい
以上に重要です。
『あなたのサービスを一言で表すと何ですか?』
の答えです。
普段、保育や幼稚園の現場に入っていると
「何を」やるかのプランを考えることが多いかと思いますが、
「何を」をやったことで
・子どもをどのように育てたいか?
・大きくなった時にどのようになってほしいか?
の「なぜ」、私たちがこの事業を行っているのかを一言で表したものがコンセプトです。
では、他業界のコンセプトを見てみましょう。
花王
体脂肪が気になる方に「脂肪を消費しやすくするヘルシア」
座・横浜
「横浜に座(くら)す人のために、 横浜らしい座(いえ)を、横浜からお届けします。」
hagakure
「て・し・おにかけた究食へ」
同業種では、
「心がおどる。はずむ。スキップガーデン。」
「あそびから生まれる無限の可能性」
「"あそび"を"まなび"にするこども園」
「ここにいるみんながわくわくする場所」
「子供たちの社会性を豊かに育みます」
「英語と思考力を学ぶ」
などがあります。
私たちの園に通うことでどのように子どもは成長していくのかを
一言で現していきます。
このコンセプトをどのような場面においても伝えることが
ファンをつくり、口コミが生まれるために重要です。
あなたの園に通うことで子どもはどのように成長するのでしょうか?
また、近隣の競合が取り組んでいない私たちの独自性は何でしょうか?
このコンセプトとストーリーがしっかりしていたからこそ、
紹介した民間学童は集まったのです。
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