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保育経営の基本を知りたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

株式会社の認可保育所開設

掲載日:2015年7月25日

皆さん

こんにちは。
船井総合研究所の服部雄太です。

23日に新時代保育経営実践研究会(http://www.funaisoken.co.jp/site/study/mfts_1184910870_240.html)
にて、成功施設視察ツアーに行ってまいりました。

そこで、ベビーシッター業で5000万円/年をやる保育事業者が
小規模保育2園、認可保育所1園を開園した経営者のお話が
とっても印象的であったのでシェアさせてもらいます。

こちらの事業者様は、大嶽とのお付き合いは7年以上前になります。

初めてお会いした時に、代表がお話ししていたのが、

「いつか認可保育所を創るのが夢です」

という言葉だったようです。

当時、株式会社による認可保育所開設は始まったばかりであり、
非施設型の保育事業者にとっては、夢のまた夢でありました。

その事業者がなぜ認可保育所を開設できたのでしょうか?


その答えは、「信頼性」でした。

信頼性にも3つあり、

・従業員との信頼性
・保護者との信頼性
・役所との信頼性

です。

この信頼性が高いため、小規模保育や認可保育所をやってほしいと
役所からお話しが来ましたが、この信頼性を作るうえで経営者が
やっていたとは

①ビジョンの明確化
・自社は何をしたいのか?
・社会はどのような動向なのか?
・今後訪れるであろう業界の流れは何か?
様々な情報収集を行う中で、自身はどこに向かっていきたいのか?また、業界がどこに向かっているのか?を冷静に判断していけた点です。

認可保育所ができた今、印象的な言葉は、
10年後、地域で一番の保育所になっていないと
生き残ることができないというお言葉でした。

②ビジョン実現に向けた事前準備

冷静且つ様々な情報収集を行い、
経営者としてをやらなければならないか
とつ一つの行動をビジョンと合わせて明確にしていきました。

そのためにできるまず第一の行動は、
何をやっていきたいのか周りに伝えていくことではないでしょうか?

その夢が様々な人を巻き込み、
今では従業員のみならず、役所も見方となって動いてくれています。

掲げたビジョンを実現していくために、
次の行動を少しずつ少しずつ実施して、確認を行う。

この活動が各関係者との信頼性を創る事ができ、
結果として、認可保育所開設の夢を実現することができました。

ぜひ、皆様も自身の夢を伝える、拡げる活動をしてみてはいかがでしょうか?

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