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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人が育つ組織の共通点(7)
掲載日:2015年8月22日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さてシリーズで
「人が育つ組織を作る」
というテーマで、保育士不足に伴う離職率をどのようにして改善するか、
定着率を高めるかをお伝えしています。
退職理由は以下の8つのどれかに必ず当てはまります。
1.人間関係が悪い
2.責任が重い・大変
3.待遇に納得いかない
4.方針に合わない
5.達成感がない
6.役割が見えない
7.先が見えない
8.つまらない
今回は「達成感がない」という点についての改善策をお伝えします。
仕事には「やってて良かった!」と感じることのできる瞬間があります。
どんな仕事にもあります。
それは、保育士であれば、
「自分の担任の子どもがこんなことができるようになった!」
「保護者から感謝の言葉を頂いた!」
「先輩から褒められた!」
などがあります。
この瞬間が嫌だという人は誰もいません。
むしろ誰しもこの瞬間に喜び、この瞬間を感じるためにやっているという
人も多いものです。
これが「達成感」です。
仕事を必死で頑張って、たくさん辛いことがあって挫けそうになったけど、
でも達成感があるから踏ん張れるのです。次に行こうとできるのです。
ですから、達成感を高める最大の要素は、
「褒める」
ということです。
職員・スタッフを褒めていますか?
それ以前にどんな仕事をしているか一人一人理解していますか?
是非参考にしてください。
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