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保育業界成功事例

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

13名の保育士を集めた採用イベント(4)

掲載日:2015年8月22日

皆様、こんにちは。

船井総合研究所の服部雄太です。

いよいよ人材マーケットも動き始める時期になってきました。


先週末も「お仕事説明会」の手法で採用活動を実施しました。

これまで、あらゆる媒体に求人広告を出してきたが、
お問い合わせは0~2件と採用が特に困難であった静岡県某所でしたが、
「お仕事説明会」の手法を使い、7名の見込みを確保できました。

その後、面接に進む人数は、5名であり、
求人広告の打ち出し方を変更するだけで、
あらゆる広告媒体からの集客を最大化できる可能性があります。

では、今回は、お仕事説明会の内容について紹介します。

Time

所要時間

実施内容

ポイント

10:00

10

事前ガイダンス

 アイスブレイク。司会者が会場の空気を温める。流れの説明。

10:10

15

施設内紹介

 施設や普段の仕事のこだわりを紹介

10:25

20

法人説明

プレゼンテーション

 法人の魅力を伝える。

10:45

10

休憩

 トイレ休憩など(運営側はこの時間に積極的に声がけを行う)

10:55

20

座談会実施

 グループごとに職員が配置し、質疑応答を行う

11:15

20
10×2回)

簡易グループワーク

 テーマを二つ準備する

11:35

10

アンケート記入

 応募意欲の確認と、応募者のスキルチェック

11:45

-

終了

 

11:50

-

個別/集団面接

 必要に応じて実施



午前中を想定した場合には上記の流れになります。

お仕事説明会の目的は、双方の思いを共有する場であり、
互いに何を考えているのかを把握することです。

そのため、休憩までの前半部分は、法人から思いを伝える場であり、
休憩以降の後半部分については、参加者の思いを聞く場であります。

そのためにも、「施設案内」においては、施設設計上のこだわりや教育面の効果を
各箇所でプレゼンテーションできるように施設に"意味づけ"を行っていきましょう。

また、参加者の考えをこちら側が判断できる機会は「グループワーク」です。

グループワークでは、参加者の個性や積極的な一面などプラス・マイナスを把握できる機会となります。

面接では、1対1で個性がなかなか見づらいですが、
グループワークではメンバーとかかわりを持つため、長所・短所が判断しやすく、
法人の法人と合うか否かを判断しやすくなります。

いよいよ人材が動き出す時期です。
来年度オープンの100名定員の認可保育所では、5~6回程度を9~11月期に実施していきましょう。

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