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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人が育つ組織の共通点(8)
掲載日:2015年9月12日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さてシリーズで
「人が育つ組織を作る」
というテーマで、保育士不足に伴う離職率をどのようにして改善するか、
定着率を高めるかをお伝えしています。
退職理由は以下の8つのどれかに必ず当てはまります。
1.人間関係が悪い
2.責任が重い・大変
3.待遇に納得いかない
4.方針に合わない
5.達成感がない
6.役割が見えない
7.先が見えない
8.つまらない
今回は「役割が見えない」という点についての改善策をお伝えします。
役割とは、
「人の役に立てること」
だと私は定義しています。
この「人の役に立つ」ことをすると、人は幸福感を感じるのです。
ですから、その幸福感を重ねることでその仕事に対するロイヤリティや
愛着が高まるのです。
では、この「人の役に立てること」とは何なのでしょうか?
それは、
「その人の長所を活かす」
ということ。
長所こそ、役割の中核にある存在です。
よって、経営者は、
「各スタッフの長所を見つける・見出す力」
が求められるのです。
スタッフが役割を感じるために、経営者が長所を見出す。
これを意識してみてください。
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