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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
フィージビリティスタディを行おう!(4)
掲載日:2015年9月12日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、シリーズで、最近船井総研へのご相談として特に中堅・大手
企業様からのオーダーとして増加しているフィージビリティスタディ
(事業の実現可能性分析)の方法についてお伝えしたいと思います。
まず、フィージビリティスタディを分別すると、
1.市場性分析
・市場動向分析(PEST・市場規模・成長性・予測・顧客)
・プレイヤー動向分析(展開パターン・モデル分類)
・参入モデルベンチマーク(展開パターン・モデル分類)
2.事業性分析
・収益性分析(業態別収支・CF・業態特性)
・リスク分析(想定リスク・リスクヘッジ)
・既存事業連携分析
3.展開戦略
・ビジョン・ロードマップ策定
・USP設定
・アライアンス・M&A検証
・エリア戦略
・STP戦略
・中期事業数値計画
・実行計画
となります。
今回は2についてご紹介します。
事業性分析とは、
「その事業の特性を把握すること」
であり、事業の特性とは、
・収益性(収支、投資回収、CF)
・ビジネスモデル(利益を生み出す方法)
・マーケティング・マネジメント構造
・事業リスク
になります。
つまりは、
「何をどうすれば経営が回り、何がどうなれば経営がストップ
するのかを知ること」
です。
前回の市場性分析では、外部環境の特徴を捉えることがメインで
したが、この事業性分析では、内部構造を知ることがメインとなります。
ぜひ参考にしてみてください。
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