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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
ジョンソンホームから学ぶ
掲載日:2015年9月12日8月20日~22日の3日間、船井総研で毎年恒例の、
「経営戦略セミナー」
が行われました。
延べ3000人を超えるお客様にお越しいただきました。
その中で、これまた恒例の船井財団主催、
「グレートカンパニーアワード2015」
http://funaifound.or.jp/activities/
が行われ、今回は大賞に北海道のハウスメーカー、
「ジョンソンホーム」
が選ばれました。
ここの社長のお話を聞きましたが、経営の根本にあるのは、
「多角化」
だそうです。
同じことをやり続けるのではなく、別の領域をいくつも持ち、
それぞれのレベルを上げていく。
それにより、社内から社長や事業責任者が次々と生まれ、育っていくと。
かつ、経営体全体としてもリスクヘッジにもなる。
そして、それぞれが複合的に重なり合う。
安易に新規事業をたくさんやっているのではなく、
「地域のライフスタイルを支える」
というコンセプトの元に事業を展開されています。
大事なのは、このコンセプトの元に多角化していることです。
保育業界でも、
「地域の子育て支援を支える」
というキーワードの元に多角化する、
「子育て版地域包括ケア」
を私も推奨していますが、どの業界でも今後は、
「コンセプトでつなぐ事業の多角化」
が主流になることでしょう。
人口が減れば減るほどに。
参考にしてください。
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