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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人が育つ組織の共通点(9)
掲載日:2015年10月 9日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さてシリーズで
「人が育つ組織を作る」
というテーマで、保育士不足に伴う離職率をどのようにして改善するか、
定着率を高めるかをお伝えしています。
退職理由は以下の8つのどれかに必ず当てはまります。
1.人間関係が悪い
2.責任が重い・大変
3.待遇に納得いかない
4.方針に合わない
5.達成感がない
6.役割が見えない
7.先が見えない
8.つまらない
今回は「先が見えない」という点についての改善策をお伝えします。
先が見えないというのは、特に男性保育士からよく聞く言葉です。
例えば、一法人一施設の場合、既に園長や主任はいますので、
よほどの事が無い限りは、このポジションは動きません。
そこに新卒で入社した保育士が何年か働いた際に、毎年の昇給も
5,000円程度で30歳手前になり、結婚を考えようと思っても、やはり
所得で悩み、保育士という仕事を辞めようと考えるわけですね。
男性に限ったことではありませんが、「先が見えない」と考えている
保育士はキャリアを真剣に考えているということであり、キャリア形成が
簡単ではない保育園業界では大きな壁となります。
それを解決する方法としては、
「一法人一施設からの脱却」
しか私は無いと思っています。
複数施設を展開する真意はそこにあります。
しかも、出来る限り地域は限定された方が良いわけです。
会社の中で、ポジションや役職を複数用意し、キャリア思考の保育士が
働き甲斐を感じることの出来るように環境づくりすることは経営全体の戦略
としても、もちろん人事戦略としても大事なことなのです。
ではまた。
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