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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人が育つ組織の共通点(9)
掲載日:2015年11月 5日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さてシリーズで
「人が育つ組織を作る」
というテーマで、保育士不足に伴う離職率をどのようにして改善するか、
定着率を高めるかをお伝えしています。
退職理由は以下の8つのどれかに必ず当てはまります。
1.人間関係が悪い
2.責任が重い・大変
3.待遇に納得いかない
4.方針に合わない
5.達成感がない
6.役割が見えない
7.先が見えない
8.つまらない
これまで7つの項目についてお伝えをしてまいりましたが、
最後8つ目の「つまらない」はあえて省略しましょう。
改めて整理しますが、定着率を高めるための一つの考え方が、
「退職理由となる要素を潰していく」
というものであり、それがこの8つの解決策になるのです。
衛生要因・・・これを下回ると不満になる要因
動機付け要因・・・これを上回ると満足を超える要因
それぞれの要因を明確に分類し、その上で上記8つがどこに
当てはまるのか、そして、自園に合わせて、どの部分を重点的に
改善していかなければならないのか。
その当たりを見直して頂くと良いでしょう。
不満を持って退職する際には、それなりの理由があるのです。
やりがいを持って働いてくれるためには、それなりの理由があるのです。
是非ご参考にしてください。
ではまた。
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