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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
コンセプトを明確にする(1)
掲載日:2015年11月20日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今回からシリーズで「コンセプト」についてお伝えしたいと思います。
今後、保育業界もライフサイクル上で成熟期に突入してきます。
この成熟期の市場というのは、市場が飽和して、市場が縮小する、つまり、
需要よりも供給が超える時代ですから、選ばれる時代ということです。
この、選ばれる時代というのは、自分たちの長所や特長を知っていただく
必要がありますから、明確なコンセプトが必要になるわけです。
ではこのコンセプトとは何なのでしょうか?
辞書で調べればそれは、
「概念」
「創造された作品や商品の全体につらぬかれた、骨格となる発想や観点」
と書いてあります。
つまりは、経営をしていく中で、
「全ての根幹となり、かつ分かりやすくその商品やサービスの価値を言葉に
したもの」
です。
コンセプトといえば、飲食やアパレル、自動車・食品などのメーカーの世界で
使われたりします。
一つ例を出しますと、「トクホのヘルシア」です。
このヘルシアのコンセプトは、
「脂肪を消費しやすくする」
というもの。
このヘルシアの価値を分かりやすく表現したものですね。
これをどのように教育・保育業界に落とし込むか。
これを次回からご紹介していきたいと思います。
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