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施設の業績を向上させたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

コンセプトを明確にする(3)

掲載日:2015年12月16日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、前回はコンセプトメイクに必要な5つの要素を
ご紹介しました。

それが、こちらです。


1.自分たちのターゲットの特性を把握する
2.そのターゲットへの価値が何かを把握する
3.その価値と自分たちの長所をリンクさせる
4.その長所を言語化する
5.言語化したものを経営要素に盛り込む



まず、コンセプト=「独自価値」と考えて問題ありませんので、
価値を語る際には、当然「誰のどんな価値なのか」を考えなければ
設定はできません。


保育の対象は保護者と子どもですから、飲食店やアパレルのように、
世代や年齢、ライフスタイル、価値観を詳細に設定しなくても構いません。


ただし、決して無視もできない事実があります。


それは、特に教育という視点を考えると重要になります。


それこそ、


「子どもにどうなって欲しい」


という感情や価値観です。


これは保護者によって千差万別です。


「健康で人様に迷惑をかけない大人になってくれれば良い」


というニュアンスの言葉をよく聞きますし、私も親として感じていますが、
これは基本価値や土台に過ぎません。


その先にある価値観を見るとコンセプトがとても見やすくなります。


次回に続く

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