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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

過去最高入場者数を更新し続けるテーマパーク

掲載日:2016年3月25日

皆さん、こんにちは。

船井総合研究所の服部雄太です。

大阪生まれの私ですが、
非常に関西エリアで元気なのが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。

平成26年度の入場者数は、1270万人でしたが、
平成27年度の入場者数は、1390万人と109%の成長です。

入場者数の内訳を見てみると、関西や関東からの入場者数も
増えていますが、やはりインバウンドです。

この成長には、2つのポイントがあります。

1.年間イベントの価値向上(ソフト力)
2.ハリーポッターなど世界初となる設備(ハード力)

これら双方で、毎年マーケティング計画が組まれており、
海外への広告宣伝強化なども図ってます。

保育業界においても、
毎年、毎月のようにイベントは組まれていますし、
日々の保育もしっかりと実施されています。

そのような中で、より保護者の興味関心事に対しての
支援を行っていこうと考えれば、各行事や日々の保育における
アンケート等のデータ収集

これらにより、何を改善していけばよいかという認識ができます。

また、2のハードについては、
一度、作り上げると大きく施設を改修することはないと思いますが、
ある保育園では玄関口に設置されている写真や作品など時期や季節
に応じて、定期的な変更がなされています。

よりよい変化をしていくことがUSJの成功のポイントです。

もう一点は、「世界初」を実現したこと。

ハリーポッター×現実の体験施設

を開発することで、注目度を集めています。

「○○初」は人の興味関心が集まります。
この「初」についても保育園の取り組みにおける
・エリアを限定する
・年齢を限定する
・サービス内容を限定する

そして、これらを組み合わせていくことで、
皆様の保育園にとっても地域初の取り組みができ、
メディアなどの取材も増えてきます。

ぜひ、成長・変化し続ける園運営を実現していき、
子育て家庭の支援をおこなっていきましょう!

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