保育経営ナビ » 保育事業を立ち上げたい » 緊急提言!新規参入検討の方は必見(7)

保育事業を立ち上げたい

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

緊急提言!新規参入検討の方は必見(7)

掲載日:2016年4月30日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。

さて、これまでシリーズで企業主導型保育についてお伝えしてきました。

特にメリットについては、十分にご理解いただけたのではないでしょうか?

ただ、一方でデメリットもあります。

それを今回からお伝えしていきたいと思います。

1.自治体が関与しない
2.給付金の不安定さ
3.保護者からの信頼
4.直接契約

この4つがデメリットになります。

今回は1の自治体が関与しないということです。

言うまでもなく、子ども子育て支援新制度は市区町村からの認可が必要になります。

よって、市区町村の責任の中で質を担保し、利用調整、斡旋が図られてきました。


しかし、企業主導型保育は直接国が委託した指定機関が窓口となり、そこが指導監査を行うため、市区町村に対しては届出のみで、基本的には関与しないのです。

これは、市区町村としても企業主導型の立ち位置に困ります。

市区町村も率先して保護者に案内もしないでしょう。

保育所は市区町村の信頼があっての運営ですから、このあたりが不安材料として残りそうですね。

次回も引き続きお伝えします。
カテゴリ:
タグ:
保育園・保育所・託児所の開園・開業 保育士の求人採用 保育経営セミナーのお知らせ
保育園児募集無料ツール 保育園経営コンサルティング 保育園M&A
保育経営ナビにお問合わせ