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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
【保育所開設特集!】新たな保育士採用の一手!小規模保育
掲載日:2016年4月30日皆さん、こんにちは。
船井総研の服部雄太です。
いつもお読みいただき、まことにありがとうございます!
4月に入り、公募・プロポーザルのリリースている自治体が
増えてきています。
小規模保育や認可保育所の新規開設の事前相談では、
「保育士採用」
のご相談が非常に多いです。
公募・プロポーザルにおいては、
施設長の目処が立っており、一定数の保育士配置予定者が決定していると
選定率が高まります。
特に23区の保育所開設については、
自治体への提案資料やヒアリング面談で確認される事項は、
「保育士の配置計画と採用計画」
であり、配点の比重も高くなっています。
事業者選定の可否においても「保育士の確保数」がものを言います。
保育士の応募が集まるのは、
1.新設小規模保育
2.新設認可保育所
3.既存小規模保育
4.既存認可保育所
の順番で応募が集まる傾向があります。
来年度、まもなく開始しますが、
来年度のトレンドは社会福祉法人による小規模保育開設です。
上記のとおり、小規模保育開設を採用戦略の中心におき、
事業開発される法人様が増えてきます。
実際に、関東のとある法人様が同じ媒体で同じ時期に
広告掲載して保育士の応募件数を比較してみると
・既存認可保育園 3件
・新設認可保育園 12件
・新設小規模保育 27件
もちろん、立地の違いがありますが、
現在、保育士は「少人数の乳幼児に手厚い保育をしていきたい」
というニーズが高まってきております。
新規開設を進め、より多くの待機児童解消に貢献していきたいと
お考えの社会福祉法人による採用戦略としての小規模保育開設が
増えていくでしょう。
また、採用の打ち出し方として我々が推奨しているのは、
求人広告を掲載して即面接、
紹介会社の紹介による即面接、
という従来の採用方法ではなく、
法人の考えを知ってもらう「お仕事説明会」
を実施してから面接を行う採用手法です。
140名定員の認可保育所開設を進めておられる
研究会会員様は船井流の採用手法を導入することで
保育士有資格者の応募数46名が集まり、新園と既存園
3園分の採用目処をつけることができました。
4月に入り、公募・プロポーザル案件が
続々と増えていきます。
公募のリリースが出る前に物件確保できていれば、
有利に働くため、年度末・年度始まりはお忙しいか
と思いますが、ぜひ今から物件選定を始めてください。
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