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異業種の成功事例・トレンドから学ぶ保育経営

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

Airbnbから学ぶ未来(2)

掲載日:2016年6月 3日

みなさん、こんにちは。


船井総研の服部です。


今回は、Airbnbのビジネスモデルについて考えていきたいと思います。


Airbnbが生まれたきっかけは、


余った資源の有効活用


を目的に学生時代に始めた事業でした。


創業当時は、セミナーやコンベンションで訪れる方を対象に宿泊施設が取れない方へのサービスとして生まれたのがきっかけです。



それを考えると今の民泊ビジネスと当初よ計画とは大きな差異が生まれていますが、


今ある資源と必要としている人を結びつけたビジネスであるため、今、民泊市場は非常に伸びています。


今では、全世界に広まるサービスとなってきていますが、

世の中の資源の有効活用により収益を結び出しています。


飲食店では、物件の有効活用を行うために、24時間稼働させる仕組みを持っています。


ホテルや乗客客船では、アメニティーグッズに大きな経費を要していましたが、今ではサンプル提供を受け、ほぼ無料でアメニティーグッズを手に入れています。


とある広告事業者はとあるタクシー会社との10年間広告掲載を独占的に掲載できる権利を買い、今では、ダイエットや育毛剤の会社に広告を販売しています。


Airbnbは、世の中で活用されていない資源を見つけ、その資源を活用したい人を結びつける場を作ったことでビジネスとして成り立っています。


社会福祉事業では、できることとできないことの制限がまだまだありますが、


地域の方に一度足を運んでもらうことや今持っている経営資源で人の役に立てることはないでしょうか?


この辺りが今後の社会福祉事業が安定的に運営できる機会となるのかもしれません。

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