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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
保育版地域包括ケアシステムの実現
掲載日:2016年7月 4日皆様、こんにちは
船井総合研究所の服部です。
今回の成功事例は、
皆様と社会福祉事業のあり方について考えてみたいと思います。
先月、神奈川県のとある法人の保育園お披露目会に参加してきました。
当日参加された方の人数は、聞いておりませんが、
名札を見る限りでも180名以上の方が保育園に訪れていたのではないかと思います。
このお披露目会が、保育園を預ける対象の保護者だけではなく、
地域の教育有識者、民生委員、事業でお世話になっている企業などの方を招待し、
開催されたイベントでした。
介護事業では、当たり前の考え方になっていますが、
「地域包括ケアシステム」
という言葉をご存知でしょうか?
もちろん、社福や介護事業を実施されている事業者では当たり前の考え方でしょうが、
今後、保育業界にも求められる機能であるため、今回から「保育版地域包括ケアシステム」
について考えていきたいと思います。
【参照:厚生労働省「地域包括ケアシステム」】
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/
一人の利用者が生活を行ううえで、必要なサービスである住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムのことです。
こちらは、保育業界においても言えることですね。
結婚、引越し、出産、育児、進学など子どもの年齢に合わせて、
必要なサービスがあります。
これらを地域密着で提供していくことが必要ですね。
次回は、具体的にどのような取り組みであったかをご紹介します。
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