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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人材を定着させる基本的な考え方(1)
掲載日:2016年7月 7日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、今年の認可保育所、小規模保育の公募も昨年以上に増加傾向にあるように感じます。
特に地方の政令指定都市では、加速化プラン最後の追い込みの如く、躍起になっているのではないでしょうか?
一方で、保育士が増える様子は全くありません。
緊急確保対策も機能しておりませんし、機能したとしても、供給をカバー出来るほどのものでは到底ありません。
つまり、29年度4月に向けた採用は、昨年度以上に厳しくなるということです。
特に来年度4月に新規開設を検討している方は本当に気をつけてください。
採用活動も前倒しで考えていかねばなりません。
さらに、この傾向は売り手市場を加速化させることを意味します。
つまり、離職率も上がりやすい環境ということです。
保育士から見れば選択の幅が広がるということですからね。
よって、採用も大切ですが、
「今いる保育士を辞めさせない環境づくり」
をこれから構築していくことがいよいよ重要になるということです。
次回からその基本的な考え方についてご説明してまいります。
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