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保育業界成功事例

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

保育版地域包括ケアシステムの実現(2)

掲載日:2016年7月17日

皆様、こんにちは
株式会社船井総合研究所の服部雄太です。

前回に引き続き、
保育園が地域にどのように浸透していき、
子育て世代、そして、子育て世代以外の方達においても
役割を担うかをお伝えしていきます。

社会福祉施設である以上、
地域の方とどのように連携をとっていくのかを
考えていく必要があります。


もちろん、皆様も

○子育て支援事業
○小中学生のボランティア受け入れ
○高齢者施設への訪問
○民生委員など第三者との連携
○幼保小連携

など、地域と携わる機会を持っているかと思います。

前回、お伝えした保育園では、

誰に:地域の方ならば誰でも参加できるオープンのお披露目会
何を:保育園がこどもたちの成長において提供しているもの
どのように:ワークショップや保育事例研究発表会

を1日にわたり、近隣にある同一法人内の保育園を回りながら、
子どもの活動や保育士による研究内容の発表、ゲスト講師を呼んだワークショップを
取り入れられ、

保育園で力を入れている食事をビュッフェスタイルで地域の方に食事を提供したり、
子どもたちがこの日のためにペン立てやお葉書など手作りの制作をしていたのですが、
そちらを購入できるシステムとなっており、子どもが自分たちが一生懸命つくったものを
地域の方に提供する取り組みをやっています。

写真などでお見せできればよかったのですが、
子どもを通じて、保育園が地域と結び付けているこの活動は、
今後、保育園のあるべき姿になるであろうと実感しております。

法人ごとにさまざまな地域との連携を実施されていると思いますが、
○こどもが普段の様子の成果を見せることができる
○保育士が普段の様子、成果は発表できることができる

そのような機会を提供していくことで、
地域との信頼がより強固なものとなっていきます。
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