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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
人材を定着させる基本的な考え方(2)
掲載日:2016年7月18日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
さて、前回からシリーズで、
「人材定着」
についてお伝えをしています。
今回まず大前提としてお伝えしたいのは、
「人材定着は一朝一夕では成し遂げられない」
ということです。
国の首相が変わる時と一緒、スポーツチームの監督が
変わる時も一緒、文化や風土を変えるためには、まず
時間がかかるということです。
仕組みを変えただけでは物事はうまくいきません。
文化と仕組みを合わせて変えることがマネジメントでは重要です。
特に人材定着は、職員スタッフの心の持ちようと大きく影響します
ので、尚更です。
よく経営者からの相談で、
「保育士を定着させるために何か良い方法はないですか?」
という質問をいただきます。
多くの経営者は、短期的かつ効果的な策を求めているわけです。
しかし、例えばそれを導入しても、文化や人間関係が築かれていなければ、
「また理事長が何かやりだしたよ、、」
「また面倒臭いことが増えるよね、、」
と言われてお終いです。
短期的な視点ではなく、長期的な視点で考えましょう。
ではまた。
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