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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
オリンピックから考える経営
掲載日:2016年8月22日みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。
リオ五輪が終わりました。
今回の日本選手の大躍進は各メディアで称賛されています。
そして、いよいよ4年後は東京です。
4年というのは長いようで短い。
しかも、ここからは4年間ずっとオリンピックモードに入る
でしょうから、今からオリンピックが始まっているような雰囲気
を感じるはずです。
特に東京近郊に住んでいる方は。
それにあたって、これから4年間の保育経営をどのように考えて
いくべきでしょうか。
まず明らかにこの4年間は「東京バブル」になります。
公共施設やホテルの建設、その周辺には飲食店やサービス業が
たくさん軒を連ねるでしょう。
当然人口も増えるし雇用も増えます。
つまり、一時的に「超東京一極集中化」が起こるわけです。
国や東京都も当然オリンピック後の町の在り方、効率的な使い道
を既に検討していますから、終了後にいきなり経済が冷え込むような
事はないと思います。
ですので、どんな業種業界も東京を中心とした大都市圏に参入してくる
と思われます。
何が起きるか?
益々保育園不足は深刻になり、強力な規制緩和をしない限り、本当に
厳しい環境になりそうです。
地方の保育事業者からの参入も増えるでしょう。
益々用地不足、保育士不足が加速することは否めないと思われます。
これを考えると、私はこんな見方をしています。
「東京で保育園を開設しない方が良いのではないか??」
つまり、エリア選定を見直す必要があるのではと思っています。
これらも片隅に置きながら、ここから4年間を考えていただければと思います。
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