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明日の認可保育所の経営を考える

    • ライター名:大嶽 広展
    • 会社名:株式会社 船井総合研究所
    • 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。

認可保育所がこども園になるという選択肢(7)

掲載日:2016年9月 8日

みなさん、こんにちは。
船井総研の大嶽です。


さて、引き続き保育園のこども園化についてお伝えいたします。


改めてこども園になった際の変化です。


・委託から直接契約へ
・直接徴収およびその手続き
・実費徴収の多様化
・1号認定の受入
・保育要領


今回は、1号認定の受入化についてお伝えします。


社会福祉法人の保育所が認定こども園になる
にあたっては、1号認定の受入が必須になります。


多くの園では1号認定は15名程度に設定しているのですが、
これまで関わってこなかった15名の1号認定を新規で募集
するのは少々抵抗があるでしょう。


そこで、上手にこども園に移行している園は、既存の保護者
において1号認定で保育料が安くなる方については、個別面談
で移行させています。


決して新規で募集をするのではなく、特に移行初年度は今いる
保護者の中から就労状況、所得、子どもの人数によって移行を
お願いしています。


結果的に、この1号認定の稼働率が大きく収入を左右するため、
この工程が重要になるのです。


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