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- ライター名:大嶽 広展
- 会社名:株式会社 船井総合研究所
- 創業から38年間で約30,000社の経営コンサルティングを行い、業績向上のお手伝いをしてきました。現在500人の社員が約5,000社のコンサルティングに当たっています。
経営計画の作成(1)
掲載日:2016年12月 3日理事長や園長は「経営計画」を作られていますか?
また、同じく現場の保育士さん、みなさんが働く園には
経営計画というものが存在していますでしょうか?
私は保育園に限らず組織マネジメントの土台はこの経営
計画にあると考えています。
ではこの経営計画とはどんなものなのでしょうか??
保育事業者が経営計画を作成する目的は、以下にまとめられると考えています。
・業界の変化が激しくなる時こそ、中長期の経営視点が必要。
・新規開設の機会が多いからこそ、適正な開設計画が必要。
・2020年までは採用が難しいからこそ、計画的な採用が必要。
・採用と合わせて人材育成、職場環境づくりは益々重要。
・金融機関等との融資交渉も増えるからこそ計画が必要。
・職員の経営感覚を磨くには経営計画を理解・浸透させるのが効果的。
これから保育業界は益々変化していくでしょう。それにあたり、
その変化に耐えうる経営を行っていかなければなりません。
それは上記にある通り、保育士採用や人材育成、職場環境づくり
についても同様です。
つまり、経営計画書とは、
「未来や夢、目標に向かって進んでいくためのナビゲーション」
です。
車に設置されているカーナビというのは、まだ知らない目的地に
最短距離で到達するためのツールです。
これがあることで、遠回りしたり、道を間違えたりすることが
極力減ります。
経営計画書もカーナビと一緒です。これから変化する業界の中で、
自分たちの経営において遠回りしたり、道を間違えたりせず、
最短距離で目的地に近づく確率を高めてくれるツールです。
これを前提に経営をするのとしないとでは成果が異なります。
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